授業紹介
1年次では、ヴィジュアルコミュニケーションに重要な「色とかたち」「文字とことば」を主軸に、さまざまな素材・表現に触れながら、ものの見方・捉え方において多角的な視点を持てる観察力を養います。
フォルム①(観察)
デザインの表現法として、描写・色彩・構成・および素材は重要なエレメントとなる。
これらのことを1年の基礎演習としてそれぞれのテーマにおいて着実に研究し実習する。
フォルム②(色の研究)
実際の経験から色彩感覚を身につけ、わたしの色セオリーを豊富に築き上げる。
フォルム③(立体表現)
身の回りにある不用品や自然物による立体作品の制作。
必然と偶然→意識的に形を操作し、美しい形を探る。また偶然に生み出される形も発見する。
持続可能な地球環境と美術表現の関係を探る。
フォルム④(デザイン・シンキング、リサーチ、プレゼンテーション)
身の回りで何が起こっているのか。社会に、世界に、どうつながっていくのか。
日常の小さなきっかけを入口として、柔軟な表現に導くためのプロセスに重点を置いた「考える」ことを学ぶ。
記号としてのグラフィック
文字もビジュアルであり、デザインそのものです。文字だけでもイメージを伝えることができます。
そのことを理解し、使い方一つでデザインのクオリティが大きく左右されるものである、という意識を身につけます。
ストーリー表現
ことばは、自分の創作・イマジネーション・インスピレーションを引き出す手がかりになるだけでなく、自分のコンセプトを相手に伝える手段にもなります。
この授業では、そのことを意識しながら取り組みます。
また、デザインに取り組むに当たって専門的な知識を身につける準備として取り組んでもらいます